仮想通貨取引所BybitでCBX/GENEのローンチパッドが実施されました。
ローンチパッドとはBybitに上場予定のトークンを上場前に購入できる仕組みです。
上場直後は価格があがりやすいため、ローンチパッドで購入することで値上がり益を狙うことができます。
前回のGENEでは25倍、CBXはなんと最高で180倍の結果となりました。
Bybitとは
Bybitとは2018年3月に設立された暗号資産取引所で、所在地はシンガポールとなっています。
複数の言語に対応していて、日本語にも対応しています。ブログ記事やニュースも日本語でも公開されているので、英語が苦手な方でも取り組みやすい取引所と言えます。
また、現物取引以外にも対応していて、レバレッジを効かせたトレードも可能となっています。
取り扱いの通貨もBTC・ETH・XRP・USDTなどのメジャー処に加えMANA・SAND・BIT・DOT・ADA・DOGEなど複数あります。
ローンチパッドとは
ローンチパッドとはBybitのIEOです。IEOとはInitial Exchange Offeringの頭文字をとったもので、新規プロジェクトが発行するトークンを仮想通貨取引所が販売する仕組みです。
株式で言うところのIPO(新規公開株)に近い仕組みとなります。
仮想通貨では過去にICO(Initial Coin Offering)と呼ばれる方法で新規トークンの公開がおこなわれていたのですが、詐欺が多くなり衰退していきました。
対するIEOは取引所が上場するトークンの審査を行ったり、上場する際の基準を設けたりすることで、将来性が高いプロジェクトへの投資が行えるようになりました。
売買もトークン発行元と直接行わず、取引所を通して行われるので、不正もおきにくく購入もしやすくなっています。
ローンチパッド参加方法
今回のPTUの参加方法について記載しています。大きく変わる事はないと思いますが、上場するトークンによって条件が変わる可能性があります。
参加する際は都度公式のページで詳細を確認してください。
参加方法3ステップ
公式に以下のように記載されています。
ステップ1:お客様の現物アカウントまたはByFiアカウントにBITを入金・振替
ステップ2:コミット期間中にコミットするBITの数量を入力して「今すぐコミット」ボタンを押す
ステップ3:獲得できるPTUがお客様の現物アカウントに自動的に振り込まれる
ローンチパッドに参加するにはBybitでBITを購入する必要があります。
購入方法は過去にまとめた記事があるので、こちらを参考にしてください。
5日間の計測期間があり、その間のBIT保持量に応じて購入できるPTUの割り当てが変わってきます。
ステップ2のコミットは期間が限られているので注意が必要です。
PTUの場合、2021年11月25日午後12時30分〜11月5日午後7時59分と7時間30分の間にコミットを行う必要があります。
PTUローンチパッド概要
- トークン名:PTU
- トークン総額:300,000,000 PTU
- 本プロジェクトに割り当てられたトークン:4,000,000 PTU(総額の1.33%)
- 1人あたりの購入上限:8,000 PTU
- 価格:1 PTU = 0.25 ドル(コミット期間開始時のBITとPTU間の為替レートが適用されます)
- 参加形式:コミット期間内にコミットボタンを押す。同期間内であればBITの枚数は変更可能。
- 計測対象資産:BITのみ
1人の購入上限は8,000PTUで1PTU 0.25ドルなので、約2000ドルです。
2021年11月現在の1ドル115円なので、23万程度です。
取得できるPTUの量は下記で算出されるため、参加者がコミットしたBITが多いと割り当ては少なくなります。
実際に獲得できるPTUの数量 = (お客様がコミットしたBIT/参加者全員がコミットしたBIT)* 本イベントに割り当てられたPTUのトークン数
PTUローンチパッド結果
PTUローンチパッド参加結果です。
参加人数は35,998人、BITのコミット総額は93,150,540でした。
参加人数は前回より7千人ほど少なくなっています。BITは300万BIT程の増加です。
次にスナップショットの結果です。
現在のBITの価格が2.4ドルなので、7,893ドルになります。
現在の為替だと日本円で約91万円程度BITを保持しています。
コミットするにはBITを現物アカウントへ移す必要があるので、ローンチプール解除してから現物アカウントへ移動させます。
獲得したPTUは147.9518でした。
一人最高で8000PTUなので、1.8%程度です。
参加人数が減ったので少しは増えるかと期待したのですが、前回のGENEとほぼ同じ比率です。
次はPTU上場後のPTUとBITの価格推移を見てみます。
下記はPTUの1分足チャートになります。上場してすぐ30ドルまであがってます。
0.25での購入なので120倍ほどになります。
$CBXは180倍、GENEは25倍つけていたので良い方ですが、ボットでなければ厳しいです。
その後、1.4~1.7付近で推移しています。
私は$1.5の指値で売ったので6倍でしたが、もう少し待ってから売ればよかったです。
参考までに別の取引所でPTU価格をチェックしたところ、$2付近で推移していたので、$1.9程度までは上がりそうです。
次にBITの5分足チャートです。PTUの割り当て直後の20:00に2.38付近まで下落。
その後から2.42まで戻した後に再度2.38付近まで下げ、再度2.41まで戻しています。
下がったところで買われてはいますが、何かしらBITにプラスになるようなニュースが欲しいところです。
次回のローンチパッドはSymboisys SISです
今回も次回のローンチパッド情報が出ています。
次回はSymbiosis SISです。
まとめ
ローンチパッドの割り当てはBITの保持量で決まってしまいますが、BITはローンチパッド以外にもローンチプールにステーキングする事でBITや新規トークンを増やすことができます。
現在はTRVLトークンをなんとAPY120%でステーキングすることが可能です。
今回は下がるタイミングでショートポジションを持つことで、BITの値下がりでの利益も拾っていきました。
両建てするとファンディングレート(手数料のようなもの)で焼かれてしまうので、短期での売りポジションで少しだけ資産を増やすことはできたのですが、短期売買は精神的に疲れるので次回はやらない方向でいます。
コメント