仮想通貨取引所BybitでCBXのローンチパッドが実施されました。
ローンチパッドとはBybitに上場予定のトークンを上場前に購入できる仕組みです。
上場直後は価格があがりやすいため、ローンチパッドで購入することで値上がり益を狙うことができます。
Bybitとは
Bybitとは2018年3月に設立された暗号資産取引所で、所在地はシンガポールとなっています。
複数の言語に対応していて、日本語にも対応しています。ブログ記事やニュースも日本語でも公開されているので、英語が苦手な方でも取り組みやすい取引所と言えます。
また、現物取引以外にも対応していて、レバレッジを効かせたトレードも可能となっています。
取り扱いの通貨もBTC・ETH・XRP・USDTなどのメジャー処に加えMANA・SAND・BIT・DOT・ADA・DOGEなど複数あります。
ローンチパッドとは
ローンチパッドとはBybitのIEOです。IEOとはInitial Exchange Offeringの頭文字をとったもので、新規プロジェクトが発行するトークンを仮想通貨取引所が販売する仕組みです。
株式で言うところのIPO(新規公開株)に近い仕組みとなります。
仮想通貨では過去にICO(Initial Coin Offering)と呼ばれる方法で新規トークンの公開がおこなわれていたのですが、詐欺が多くなり衰退していきました。
対するIEOは取引所が上場するトークンの審査を行ったり、上場する際の基準を設けたりすることで、将来性が高いプロジェクトへの投資が行えるようになりました。
売買もトークン発行元と直接行わず、取引所を通して行われるので、不正もおきにくく購入もしやすくなっています。
ローンチパッド参加方法
今回のCBXの参加方法について記載しています。大きく変わる事はないと思いますが、上場するトークンによって条件が変わる可能性があります。
参加する際は都度公式のページで詳細を確認してください。
参加方法3ステップ
公式に以下のように記載されています。
ステップ1:お客様の現物アカウントまたはByFiアカウントにBITを入金・振替
ステップ2:コミット期間中にコミットするBITの数量を入力して「今すぐコミット」ボタンを押す
ステップ3:獲得できるCBXがお客様の現物アカウントに自動的に振り込まれる
ローンチパッドに参加するにはBybitでBITを購入する必要があります。
購入方法は過去にまとめた記事があるので、こちらを参考にしてください。
5日間の計測期間があり、その間のBIT保持量に応じて購入できるCBXの割り当てが変わってきます。
ステップ2のコミットは期間が限られているので注意が必要です。
CBXの場合、2021年11月5日午後12時30分〜11月5日午後7時59分と7時間30分の間にコミットを行う必要がありました。
CBXローンチパッド概要
- トークン名:CropBytes(CBX)
- トークン総額:500,000,000 CBX
- 本プロジェクトに割り当てられたトークン:3,000,000 CBX(総額の0.6%)
- 1人あたりの購入上限:5,000 CBX
- 価格:1 CBX = 0.1 ドル(コミット期間前のBITとCBX間の為替レートが適用されます)
- 参加形式:定期登録
- 計測対象資産:BITのみ
1人の購入上限は5,000CBXで1CBX 0.1ドルなので、約500ドルです。
2021年11月現在の1ドル113円なので、5万6千程度です。
取得できるCBXの量は下記で算出されるため、参加者がコミットしたBITが多いと割り当ては少なくなります。
実際に獲得できるCBXの数量 = (お客様がコミットしたBIT/参加者全員がコミットしたBIT)* 本イベントに割り当てられたCBXのトークン数
CBXローンチパッド結果
CBXローンチパッドの結果です。参加者は34,440人でコミット総額は71,255,855です。
単純に参加人数で割ると87CBXの割り当てになります。
一人あたりの上限は5,000なので、競争率高めです。
私のスナップショット結果は2,762 BITでした。
コミット総額が 71,255,855 なので0.003%です。仕事でこの数字見たら誤差扱いレベルです。
獲得したCBXは125でした。上限が5000なので、10分の1以下です。
次はBybitに上場したあとのCBXとBITの価格推移を見てみます。
下記はCBXの1分足チャートになります。上場してすぐ18.95ドルまであがってます。
0.1での購入なので190倍ほどになりますが、そのタイミングで売るのは不可能だと思います。
その後、2.0~2.5付近で推移しています。2ドルで売却したとしても、20倍なので倍率的には悪くないですが、割り当てが少ないため利益としては数万円程度となります。
次にBITの5分足チャートです。CBXの割り当て直後の20:00に2.7付近から2.4まで10%程度下落したあとに、若干戻してきています。
まとめ
今回はBybitのローンチパッドについて紹介させていただきました。
Twitterを見るとCBXを10ドルで売り抜けた方もいるようです。落ち着いた後でも20倍となっているので、今後BITの人気が出る可能性もありそうです。
次回のローンチパッドについてもCBXの上場と同時に発表されているので、引き続き参加予定です。
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