最近インデックス投資ってよく聞くけど、インデックス投資って何?
投資初心者でもできるの?
こんな疑問にお答えします。
インデックス投資とは?
みなさん、最近インデックス投資と言う投資方法をよく聞きませんか?インデックス投資とは特定の株価指数との連動を目指す投資手法となります。
株価指数とは株価の全体的な推移を示すために複数銘柄の動きを示す指標のことです。代表的なインデックスだと以下があげられます。
- 日経平均株価:東証一部に上場する225社を対象に算出
- TOPIX:東証一部に上場するすべての銘柄を対象に算出
- ダウ平均:ニューヨーク証券取引所・NASDAQに上場している米国の代表的な30銘柄を対象に算出
- S&P500:ニューヨーク証券取引所・NASDAQに上場している米国の代表的な500銘柄を対象に算出
これらと連動した運用成果を目指すのがインデックス投資となります。
インデックス投資と同じ意味で「パッシブ運用」と使われる事もあります。パッシブ運用と比較される運用として「アクティブ運用」と言うものもあります。アクティブ運用は成長性が高く見込まれる銘柄を個別に選び、より高いリターンを目指す運用となります。
インデックス投資はここ最近有名になった感がありますが、機関投資家の間ではスタンダードな投資法となります。
インデックス投資がお薦めな理由
インデックス投資より高いリターンを目指すアクティブ運用について先ほど触れましたが、高いリターンを得られるならアクティブ運用の方が良いように思えませんか?
もし、アクティブ運用を自分で実践するとしたらどの株が将来あがりそうか調べる必要があります。未来のGoogle、アップル、Facebook、Amazonを見つける事が出来ればかなりの利益が期待できそうですね。
ですが自分で将来性が高い企業を見つけるには会社の業績を調べたり、PERやEPSなどの意味を覚えたり、テクニカル分析・ファンダメンタルズ分析など多くの知識が必要とります。しかも、期待した通りに株価が上昇してくれるとは限りません。
その点、インデックス投資はS&P500などの指数に投資するだけなので専門的な知識も不要で手間もかからないため、初心者にもおすすめの投資と言えます。
さらに複数の企業の株へ分散投資しているため、リスク分散にもなる上に、S&Pダウジョーンズの調査などでインデックス投資の方がプロ投資家よりも良い成績を出す確率が高いことも解っています。
インデックス投資のデメリットとしては、アクティブ運用のように短期間での高いリターンは見込めない点があります。また、個別株と比べると低いとは言え、元本割れのリスクがあります。
実践方法
最後にインデックス投資の実践方法について簡単に説明します。
まずは証券口座を開設します。ネットで口座開設ができるSBI証券・楽天証券がお薦めです。
口座の開設ができたら、投資資金を入金します。
最後にS&P500などの指数に連動した投資信託を購入します。
インデックス投資で個人的にお薦めの代表的な銘柄を紹介しておきます。
ファンド名 | 信託報酬 | 概要 |
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) | 0.1144% | 米国含む先進国、新興国株式へ投資するファンド |
SBI-SBI・V・全米株式インデックス・ファンド | 0.0938% | 米国株式市場に上場する約4,000社を対象としたファンド |
SBI・V・S&P500インデックス・ファンド | 0.0938% | S&P500指数に連動する投資成果をめざすファンド |
まとめ
今回はインデックス投資について紹介しました。
インデックス投資は専門的な知識がなくても始めることができ、手間もかからず安定したリターンが期待できるため、初心者から上級者までお薦めの投資と言えます。
インデックス投資の購入ができたら、NISA、つみたてNISAなどを利用し、毎月定額での積立設定へも挑戦してみてください。
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